2007年11月26日月曜日

 

後悔?

結局、空手道部をやめた。

もう長いこと考えたんだけど、実際にやるのは思ったより難しかった。なぜやめたんかって聞けば、理由はいろいろ。だけど、やめない理由も多かった。はっきり知ってるのは、やめたことより、まったく思わなかったほどの心の・・・揺れが現れてきた。木曜に空手道部の部室の外で先輩に借りた帯を返したときに感じ始めた。はたして、やるべきだったのか、今自分の中で探そうとしてる。

まず時間の問題だ。最近自分のせいか勉強が大変になってるせいか、毎日の授業後に学校の図書館に残って勉強せねばならなくなった。二週間も空手の練習に出なかったが、その練習の時間帯はすべて図書館での勉強に使った。自分の頭が悪いかな。あるいは時間管理が悪いっていうのか。どっちにしろ、だんだん授業後の時間が惜しくなって、月曜や水曜の夜いつも「あ、明日また空手に行かなきゃのか・・・そんなら図書館で勉強できなくなるんじゃないか」って悩んでた。

でも本当にその時間帯が充実に生かされてるのか。勉強とはいえ、友達と食堂で会ってしゃべったり、図書館のテーブルで開けっ放しにした本の前で眠くなって寝ぼけたりしちゃうことが多かった。練習でも時間はそんなにかからないんだろ。いわゆる勉強の忙しさは自分の怠惰を隠すための言い訳にすぎないじゃないか・・・

もう一つ。部活は自分の居場所じゃないとのこと。確かに、同じ一年生の人たちに、部員として扱われていなかった。でもそりゃ彼らの本の習慣じゃないか。あまり知らない人、よく会ってない人には友情を差し伸べかねる人たちなんだから。めったに練習に出ない俺と、いい関係を作れないのが当然だろ。しかも、前からそんなことは知ってたけど気にならなかった。自分が強くなって、時間を勉強にばかり捧げるんじゃないと自分に証明できればそれでよいと感じてた。ほかの留学生の部員も知り合いになったし、本当は空手道部での人間関係はそんなに悪くはなかったのだろ。

だから、なんでやめたのかな。ほかにやめない理由はいくつもあったのに。たとえば、留学生たちはほとんど忙しくて部活をやめた。俺だけあきらめず、続けてやっと部活で認められたら、それが誇りになるんだろ。知り合いを作るときに、どんな部活をやってるかと聞かれれば、「空手道部だ」と答えるとかなりの格好よさもあるだろ。何よりも、自分に勝つのが望みだったから、いかに困難にかけられても部活をやり続けるのがその根気や忍耐能力の証とされてた。そのため、一年生の終わりまで絶対やめないと思ってた。

高校でやってた課外活動にあまり満足しなかった。地位を狙うため、本当にやりたかった活動、格闘技や音楽会などはやらなかった。今興味のある空手をやる活動で活躍しようとする最後のチャンスも逃した。だって大学は最後のステージで、それからはこんな活動に絡むことはもうないだろ。人間に一番悔しいことはいつも、やらなかったことだからな・・・・

でも、一つが確かだ。もう二度と戻れないんだ。つうのは戻ったとしても、そこでの立場はもはやない。

これから、何かを決めるとき、客観的にいい点とその反対をよく考えないと。まあ、今少し時間ができて、無駄にしてはあかん。


ブローグを書くのは久しぶりだな。

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